歯科開業で失敗しない究極の手法


歯科開業をガチで考える

うだつの上がらない経営者にならないために

多くの歯科医院経営者は開業でいくつかの失敗をします
これは経営する者の「学ぶ」という観点からすれば悪くないことなのですが、歯科医師というプレイヤーの側面の強い経営者だと、その失敗からくる業績の伸び悩みは「自分の経営力の限界」にもつながります。
今回は、開業前にやっておくべきこと、準備しておくべきことを書きたいと思います。

宜しければ「いいね」などをお願いします。

経営理念を作っておく

意外に文面化していないのが「経営理念」「経営方針」です。
これらはルーティーン・ワーク色の強い歯科医療において、雇用者が迷ったり不満を抱えたときに、自制をもって修正させるための「指針」でもあります。
これを文面化しておかないと、従業員は自分勝手な判断をもって感情を持ちます。
歯科経営などの難しい言葉はいりません。

・患者満足度を最優先に考えた歯科医院を目指す
・わかりやすい説明、相談できる雰囲気、地域のデンタル・リテラシーを向上させる

などの簡単なもので良いのです。
大事なのは、面接時に話すことと、入社時に文章で渡して研修などで使うことです。
額縁などに書いて飾り、毎朝スタッフで読んだりすることも1つのパフォーマンスです。複数医院を持ちたい、経営者を目指すのであればやっておくべきことです。

面接マニュアルを作っておく

歯科経営者の多くが、募集において『誰でも雇用してしまう』。
確かにコストを投下して募集広告を出し、あと何人来るか分からない不安の中で面接に来た順で雇用してしまう・・・、特に歯科衛生士などが獲得できない点から、色んな歯科医院を定期的に渡り歩いている「質の低い歯科衛生士」を喜んで雇用してしまう失敗は、どの町でも多く見られます。

歯科衛生士らの面接については、求人募集で有能な歯科衛生士が面接に来る方法でざっくりと書いてあります。
大切なのは、自分の経営理念と共に1日どれくらいの患者さんを診る方向にあるか?担当制を目指すのか?アシスタント代わりにするのか?向上心を求めるのか?などを面接の前に雇用する人物像を定めておく必要があります。

基本的に面接は2次面接を薦めます。
分院を出したいと思っている方は絶対そうしたほうが良いですよ。

就業規則は必ず自分で作りましょう

経営では、雇用者とのトラブルは必ずと言っていいほど起きるものです。
この国は雇用者に優しく経営者に厳しい国です。おおよそのトラブルは雇用者に有利なことが多いのですが、唯一守ってくれるのが就業規則。

資金調達をしたせいか、贅沢にも社労士に丸投げして作ってもらう・・・なんていう方もいらっしゃいますが、歯科開業において最も重要なのは経営の仕組みを自分で苦労して作ることにあります。就業規則なんて勤務医の時から少しずつ作ってもいい訳です。
勝利を収めたいのであれば、勤務している歯科医院の丸写しではなく、1つ1つ理解しながら作ることを薦めます。

等級基準を作成しておく

ルールのない歯科医院で人それぞれに委ねられた常識に従業員は不平不満を持ちます。
受付スタッフ、歯科助手(アシスタント業務)、歯科衛生士業務などに細かい等級基準を作っておくことは平等に働くこと、リーダーシップある人材を育成できることにつながります。

歯科医院において、院長という存在は「プレイヤー」であり「経営者」です。
現場において多くの歯科医院はお互いにその存在を混合して付き合ってしまいます。だから、「なにそれ?今言ってることって、昨日言ってたことと逆じゃない!」なんて不満を生むわけです。
医師=プレイヤーとしての発言なのか、経営者としての発言なのかを、躾として聞き分ける能力をスタッフには早い段階で身につけておかせなくてはいけません。

多くの従業員満足度を高める内容として、やはり評価を正当に図る基準は必要です。
なぜ時給や給与が上がるのか?逆にどうして下がるのか?それは歯科医師と経営者の混同した人物の裁量で行っては不満が出るだけです。
会社組織と同じように、医院(事業サイド)が決めた基準で等級や賞与を決めることが大切です。

月例会~ミーティングを行う

ミーティングは開業所月から必ず行うべきです。人数の多い少ないは関係ありません。
何を話すか?それは数字です。
まずは保険診療における売上と自費の売上、雑収入を含めた合計売上金額を暗記させて発表させましょう。
歯科衛生士がいれば、単体の売上も出せるはずです。

新患数なども細かく把握できるようになれば、1人1人がどうして覚えなくてはいけないかが分かってきます。
数字を覚えるということは、患者に対し責任を持つということです。診療報酬(売上)を考える・追うということも大切ですし、医院の利益が上がるということは、医療器具やセミナー費用なども勿論、良い歯科医院を作っていくうえで必要不可欠なことであると分かるはずです。

歯科医院の再生に対し、変われない歯科医院の共通点は『診療報酬、保険点数や売上をスタッフが把握できていない』点にあります。逆説的に考えれば、まずここを感情抜きで覚えさせることが必要といえます。
その次に、全体的な「点」として考える改善点やスタッフの要望です。
まずは「数字」が全てです。

歯科医院の経営者と歯科医師の2面性

色々な経営スタイルがありますが、開業をしたことで自分が「経営者」なのか「歯科医師」なのか気付くはずです。
これを書いている私は経営者であり営業マンですが、やはり残念ながら営業マンの属性が強い。だからこそ、営業マンとしての自分は周囲の意見や要望を聞いて判断をする。しかしながら、経営者としての判断や決定事項は「会社の決定と同じ」にしていますから、絶対的に変更はない。これが正しいかどうかは分かりませんが、1つのスタイルとしては成功事例だと思います。

自分を真摯に見つめなおし、どのような経営手法、スタイルが楽で合っているのかを知ることも大切です。
マイペースに経営者としての色を極力薄くしながら家族経営で良い歯科医院を作るのも素晴らしいですし、多くの先生を抱えて経営するのも素晴らしいことです。

経営は終わりなき戦いです。
でも、経営ですから「戦わない戦い方」もあります。すべては自分に最適な経営手法を早い段階で見つけること。
そして最も大切なことは、若いうちにお金を残すことです。
若いうちの経営のやり方と、50代頃からの経営の仕方は違ってきます。そのときに上手な縮小の仕方も「お金」があればこそです。


 

さて、まだまだ書き足りませんが今日はこの辺で。
良ければ「いいね」をお願い致します。

 

 


ページトップに戻る