歯科衛生士のスキル向上で医院経営者の利益が上がる3つの手法③


仕事の出来る衛生士の育て方

多くのドクターが仕事のできる衛生士がほしい!と言いますが、実際には衛生士の募集は難しいと思います。
中々集まらなかったり、採用してみたはいいが、思っていたより実力がない、または言う通りに働いてくれない、他のスタッフとうまくいかない、など色々な問題があると思います。

歯科衛生士がいると売上が伸びる訳

歯科衛生士をアシスタント代わりや診療補助だけ、もしくは「つなぎ(患者間の時間調整のために)のスケーリングだけで使っているのはまさに「もったいない」の一言に尽きます。
ここで、しっかりと点数を稼げる歯科医院は治療スキーム(治療の過程で)の中に歯科衛生士に引継ぎをさせることで、

主訴治療(1)→Dh業務(2)→治療(3・・・)

によって、患者満足度を上げるコミュニケーションと共に、歯科衛生士による患者を育てるデンタルIQの向上促進、リコール率を上げるためのスキームか構築できます。

では、実際にはどのくらい稼ぐことが出来るかを計算すると、

1日平均20人治療を行う歯科医師の厚生省の平均的な患者の保険診療報酬が@¥6300とすると、

20人×22日(診療日数)×6300円=¥2,772,000

です。あくまで、おおよその数字です。
これを代診の先生を1人雇用すると、おそらく少し少ない人数になるので15人と仮定すると、

15人×22日(診療日数)×6300円=¥2,079,000

です。自費の売上見込みは想定はしていませんので、一概にこれが全てとは言えませんが、ここに代診の先生への給料が発生します。だいたいコストは70万円~+材料費でしょうか?粗利が高いとは言えませんね。

これを歯科衛生士の売上と人件費を考察すると、
リコールによる患者さんの窓口支払が2500円程度と考えると、当社の歯科衛生士コンサルタントは勤務時に平均して1日7人~15人の患者を担当していることを想定して、10人と仮定しても、

10人×22日×8500円(リコール時の保険診療総額)=¥1,870,000

売上は代診と¥209,000しか変わりません。
歯科衛生士の給与と材料費、代診の先生の給与と材料費を考えると利益率が高いのはどちらかは一目瞭然です。

つまり、
ある程度の患者数を超えてきたら、代診を雇うより先に歯科衛生士を雇用すべきと言えます。
もちろん、そこに歯科衛生士を担当制にすべきスキームを医院経営に取り入れてからが言うのは言うまでもありません。

衛生士の数だけ利益が増えます

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仕事のできる衛生士が多くいれば、その分、衛生士枠が埋まりリコール率もあがります。
ただ、先輩衛生士がしっかりと教育してくれなかったり、教える時間を取ってくれない、忙しくて質問できない、先輩が怖いなど医院によっての問題点もあると思います。

ドクターにしてみると、教育の時間はお昼休みや、就業後にしてほしいと考えると思います。実際に、お昼の時間を教育の時間に当てている医院もあります。

教える衛生士は自分の休憩時間や就業後の時間を利用し教育を行っています。
教育を行う衛生士、教えてもらう衛生士それぞれ自分の時間を裂いてその時間を作っています。

教えてもらう側はスキルアップに繋がるので積極的に学びますが、教える衛生士は、自分の時間がなくなり、特にメリットもないのでお教える時間を短縮して教えてしまい内容が雑になってしまいます。そのため、仕事のできる衛生士に育たないことがあります。

どうすれば教える側の衛生士のモチベーションがあがるのか?

マズローの欲求5段階節の中に、承認欲求、社会的欲求、
つまり、優秀な人材ほど自分の業務に対して評価をされることを望んでいます。

そのためにドクターから、教育したことに対して評価される、信頼してもらえるなど、本人に対しての評価が1番のモチベーションアップに繋がります。

将来的な歯科医院経営の向上を考えるのであれば、等級基準、評価基準、業務における残業や職責や役職を作ることが重要と言えます。

すぐにできる対応として、
教育する環境を整える、勤務時間外手当を出してあげることで仕事のできる衛生士が育ちます。
そして先輩衛生士側も、

後輩に尊敬されたい→あいまいな知識では恥ずかしい→勉強しないと!→スキルアップ!
=医院全体のベースアップになります。

1人1人のモチベーションが上がることで患者さんへのサービスの質も上がり、結果、利益アップにもなります。

歯科衛生士を担当制にすることでお悩みの先生も多いと思います。担当制じゃない歯科衛生士を担当制にする手法を書きました。ご覧下さい。

※これらの記事は株式会社アルファージールの歯科経営サポート事業部の歯科衛生士らが書いております。
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