歯科内覧会を失敗する・歯科開業

歯科内覧会を失敗

何を以て「失敗」と言うのか?

歯科内覧会のサポートをしていて、参加者の人数が少ないことや、予約数が少ないことで業者のせいにして失敗だったと腹を立てるクライアントがいますし、「〇〇〇に内覧会を任せたら全然ダメだった」と相談される先生もいます。

正直に言います。
初回の面談時に私は言っていますが、
「内覧会はギャンブル性の高いイベントであることをお忘れなく。」と。

自分の理想とする開業と内覧会は別のものです

こんなことを書くと、たまにわざわざメールなどで「そんなこと書くな」と有難いご指導・ご鞭撻を頂く場合があります。
ですが、開業とは一体何でしょうか?内覧会とは何のためのイベントでしょうか?

これについては、私は10年ほど前から予約率と内覧会の目的を定義しておりますが、開業とは医院経営者の理念とヴィジョンの達成を目的としており、内覧会とはそのヴィジョンを達成するための経営戦略的な達成のための経営戦術の1つだと思います。

歯科経営

上記を踏まえると、ホームページであるとか、予約サイト(予約サービス)や歯科医師を取材する媒体がどれに位置するかが分かると思います。では「新規開業」がどの位置になるのか?これらは診療所を増やすのであればまた別のピラミッドが形成されます。

診療所が増えると、経営者は本社的な考え方を持つ必要があります。

歯科経営を学ぶ MBA

ですが、これらの戦略を必要としなくても戦術的な成功を収められるのも歯科経営の面白さでもあります。
1つの不安要素や開業におけるマイナスな状況を感じたのであればこれらの考え方は大いに役立つと思います。

つまり内覧会は開業における戦術的な1つである

ここでしっかりと認識するべきは、内覧会というイベントは広告戦略の1つ(ホームページや電信柱の看板と同じ)であり、戦術的な計画の1つであると認識すべきです。
つまり、このギャンブル性が高い内覧会で失敗する人は、ただ客に院内を見せびらかすために大金をハタいている太っ腹な人ということで、ここで少しでも回収性を高くするのであれば内覧会に当社のように仕掛けをいくつも用意しておくことです。

ただし、この概念や考え方は「内覧会はこうやりたい」「内覧会はこうやるもの」と思っているクライアントには残念ながら提案はしません。提案は求められたときにするものですから、必要とされないのに提案することは「意見」になり、だいたいの先生には良く思われません。笑

では、次回?には『地域の方が求める内覧会とは?』も書いていこうと思います。

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