歯科で窓口物販を増やすにはPayPayが良い理由
歯科経営において窓口での歯科アイテムの売り上げは1日単位で見ればさほど大きくはありませんが、年間を通じて計算すると売り上げがあると無いとでは全く異なります。
そして、実はこの販売促進の手法が自費治療の促進につながっているというのはご存じでしょうか?
ただ置いてある物販になってませんか?
写真はデッドスペースを利用した、手書きのポップで待ち時間の患者さんを飽きさせない大人気の物販コーナーです。
歯科医院さんでの物販は、50円くらいの安価なものから1000円前後の「ちょっと町のドラッグストアでは買わないかも…」という商品まで様々あると思います。
多くの歯科医院さんにお伺いさせていただくと、値段も書かずに飾りのように置いてある歯科医院さんと、スタッフによる可愛い手書きの説明文などを添えた歯科医院さんなど様々です。
実はこれ、患者さんとの会話こそありませんが、待ち時間などにおけるクリニックと患者さまの無言のコミュニケーションであることをご存じでしょうか?
患者さんは通っている歯科を信用している
患者さんは、自分が通っている歯科医院や歯科医師を基本的には全面的に信用しています。
ですので、常に自分にとって最適な治療を受けてると思いますし、先生のお話や薦めるものはとても良いものだと思っていただけます。
そんな中で、歯科医師や歯科衛生士さんが薦める歯科アイテム(デンタルグッズ)は「ちょっと試したいモノ」でもあるのです。
PayPay導入が歯科経営に役立つ理由
今回、どうしてPayPay導入を薦めるかと言うと、患者さんには常に「良い治療を受けたいけど、治療費が高いのはイヤ」という心理にPayPayがまるでスイーツのように「デザートは別腹」的な心理で購入をしやすいという利点からです。
治療費はキャッシュで支払うけど、デンタルグッズはPayPayで…というニーズも引き上げやすいです。
治療費の清算を非接触スタイルの精算機を導入する歯科医院さんも増えてきました。
「治療費と一緒にお会計しますか?別々にしますか?」
「こっちはPayPayで」
そんなやりとりの方法も出来ます。
さらに言えば、美容院などでシャンプーやトリートメントを買ったことがある方は共感いただけると思いますが、1度その店舗やクリニックで商品を購入すると、さらにまた他の物も買いたくなる心理がアップするということです。
自費診療へつながるスキームを用意しておく
歯科経営における自由診療(自費促進)はセグメント・マーケティングとソリューション(問題解決)です。
保険診療の増患対策と集患対策の使い分け(持論)は何度か説明していると思いますが、
・増患対策…新規患者を獲得する対策、スキーム
・集患対策…既存患者を確実にリコールに導き、リレーションを構築する
という使い方を私はしています。
さらに、この全体を獲得していく手法を私は歯科経営におけるマス・マーケティングと説明しています。これは画一化された手法を用いて市場全体に行うマーケティング手法を言います。
ここで、通常は治療やケアを通じて歯科医院側は患者さんとの信頼関係を築きます。
ただ、これだけで終わっていてはリレーションシップ・マーケティングが未完のままです。ここで、手書きのリーフレットでも良いですし、何かしら患者さんの自費に関する興味の底上げのスキームを組み込むことが重要です。
その為に『デンタルグッズから、さらに良い治療やニーズを引き上げる』ことにポップによる説明や気軽に買えるPayPayの導入は情報発信においても有効であると言えます。
さらにPayPayは現在手数料が無料(2021年9月までの予定)で、その後の手数料も1.98%と非常に導入しやすくなっています。
別プランではクーポンなども配信できる有料システムもあり、患者さんの必ず見ると言っても過言ではないスマホへのアプローチはどのアプリケーションより強いのではないかと思います。
「売上の80%は上位20%の優良顧客が生み出している」というパレートの法則において、既存顧客との関係性の強化で優良顧客になってもらうというマーケティング手法。多くの自費促進に活用できるスキーム。
セグメント・マーケティングとは
セグメントとは「分ける」という意味です。ターゲティングと一緒にしがちですが、「セグメントで絞った患者層」に対して、自社(自院)の狙いたいグループを「ターゲット」に決定することをターゲティングと言います。
大切なことは、患者さんの求めるニーズを選んで手に取れるように情報を置いておくこと。
さらに、出来ればその拾い上げられたニーズが誰に届いたかを分かるようにしておくことです。
これ以上の手法に関しては、きちんとお金を払って僕に聞いてください。笑
ただ、このようにしっかりと世の中では自費促進につなげられる手法・スキームをネットではいくらでも手に入れることが可能です。それをどのように歯科医院に組み込んでいくかは、自分で試して経験を積んでいくか、コンサルタントに対価を払ってノウハウを獲得し自分のクリニックに最適なカタチとして昇華していくかです。
ここで失敗する人は、ただその情報をお金を払って導入すれば良いと思っている人です。
自分のクリニックに最適化することが何よりも重要です。
失敗するスキームは共通していますが、成功する手法はその歯科医院でオリジナルにしないと真の成功は手に入りません。
PayPayは導入すべきです
結論から言うと、以前はこのような電子マネーの導入は反対派でしたが今は逆です。笑
手のひらを反すように今は導入すべきだと考えます。
理由としては、
歯科経営は常に他の医院よりも先に差別化を情報として浸透させるべき
↓
A医院はPayPayを導入している
Bクリニックはしていない
↓
PayPayユーザーから選ばれる可能性があるか全く無いか
これはクレジットカードの導入と、デンタルローンの導入にも言えます。PayPayは1.98%、デンタルローン(アプラス)は医院側が支払う手数料はなし。であるならば、導入しない理由が見当たりません。
決して当社がPayPayとデンタルローンの導入代理店だからという理由でこの記事を書いている訳ではありません。
ですが、ご興味ある方は株式会社アルファージールまでご相談下さい。
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