歯科ホワイトニング・キャンペーンのやり方|増患対策

歯科経営・増患対策は下部アルファージール 

ただの安売りになってませんか

歯科医院によくある「ホワイトニング・キャンペーン」。

これ、よく見かけますがどのような意味合いをもって行っているのでしょうか?
・増患対策が目的?
・ホワイトニング材を新しく変えたから?
・クリスマス?バレンタインだから?
・なんとなくミーティングで議題に上がったから?

ですがほとんどの歯科医院では、何の思考も無く、何の目標もなく、小学生の企画レベル以下のキャンペーンで結果としては何の検証もされず、期間が終わったらなんとなく手書きのポスターをビリビリ剥がして終わりじゃないでしょうか?

少しは経営戦略を立ててやりましょう

ビジネスでは基本ですが、何かの企画をするには理念とビジョンと戦略と戦術が必須です。
これがないビジネスは「おままごと」です。つまり高校の文化祭の模擬店に劣るというものです。模擬店にも例えば「焼きそば屋」をやるには「いくらかかる?」と予算を始めに考えます。もちろん、「どのくらい売り上げるか?」という目標も出てきますので、その目標を達成するために「予算」に宣伝費なども組み込んで計画するのです。

ですが、歯科医院の多くのキャンペーンって、それ以下じゃないですか?
なんとなく歯科衛生士のモチベーションを上げるために…なんて思っていますが裏じゃ誰もがシラけちゃってはいませんでしょうか?

まず何から始めるか?

まずは誰から発信か?
それが経営者であるならば「命令」でやらせるか、「志ある協力的なスタッフを募ってやる」かの2択です。民主主義はありません。ここは医療現場であり社会であり、資本主義です。学校じゃないんだからバカな思考は捨てましょう。

まず、経営者発信で後者の「志ある協力的なスタッフを募ってやる」であるならば、このスタッフには結果に対する「報酬」を約束しましょう。
そしてもちろん、普段の業務以上に労力を使わせるのですから、ほんの少しでも「対価」を支払うべきです。
ここで、協力しなかったスタッフは何もさせないのではなく、医院(つまり会社)が決定した業務に対する労働を行う義務があるのですから、させるべきことは労働として使いましょう。

これはあくまでイジワルではなく、「考えて行動する人は会社や職場においてそうではない一般労働力を使役する権利がある」からだと考えて下さい。
結果として協力しない人も労働力として働かされる訳ですが、労働者として働くだけより、自分で考え、クリエイティブに働く方が楽しいに決まっています。喩えそれが苦しくても自分で選んで自分が企画したことは人間的にも成長するものです。

目標は夢と希望とデータから

1日10人しか来院しない歯科医院で「100人を目標にしよう!」はサル以下の思考です。立〇民主党の議員にツッこまれてしまいますので気を付けて下さい。
まずは漠然とした目標と夢のような人数を出すことも必要ですが、自分の医院にどれくらいのターゲット層がいるか調べましょう。
60~70代の人にホワイトニングのニーズがあるとは思えませんよね?
であれば、20~40代をターゲットにして、過去6か月にどのくらいの患者が来ているかを調べましょう。別に3ヶ月でもいいんです。
そうじゃなくても、定期検診に自発的に来ている層がどれくらいいるかを調べましょう。

そして、この全体の数からどのくらいの割合を目標値にし、達成させるかを考えるかが【企画】というものです。
簡単でしょう?この程度はどの会社でも新入社員レベルがすることなんです。サルじゃなければ出来ますね。

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